
今回は、「仕事を断ろう」「面接に落ちよう」というテーマです。
「一体何を言ってるんだ?」
と思われたかもしれませんね。笑
何を言いたいかというと、「仕事はちゃんと選ぼう」ということです。
なんでもかんでも仕事を受けてしまうと、あなた自身が消耗する可能性があります。
あなたに仕事をくれるクライアントも、良い人ばかりではありません。
- お金を払われずに逃げられた
- 修正箇所の指示が多い上に、言っていることが始めと違う
- 何週間も連絡がない
- 金額を叩かれた(安くされた)
実際にこのようなトラブルを、ネットで目にします。
せっかく時間をかけて仕事をするのに、こんな扱いを受けたくありませんよね。
この記事が、あなたのトラブルを防止する手助けになれば幸いです。
最初の1件目の仕事を受ける方法を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください!▼
僕が仕事を断り、面接にわざと落ちた経験
タイトルの通りですが、僕は自分から応募した仕事を断ったり、面接でわざと落ちたことがあります。

あなた、ヤバい人ってこと?
説明させてください。笑
どういうことかと言うと、応募した後の発注者との会話の中で、

この人ヤバそうだなぁ…。
と感じたからです。
こんな発注者はヤバい。
例① 相手のメリットはガン無視の発注者
僕が初めて動画編集の仕事を受けようとしていた時の話です。
クラウドワークスというサイトで仕事を探していました。
クラウドワークスは、「実績」が相手に見える形になっていて、この実績が無いと仕事を受けにくい構造になっています。
なので、「最初の1件はタダでもいいから受けておくかー。」と思っていました。
そして、問題の案件に出会ったわけです。
動画編集 1本 500円 という案件でした。
内容としては、
応募者の中から数名を選び、数分のテスト動画を作成してもらう。
テスト動画を見て、本契約する編集者を決める。
という内容でした。
「タダでもいいや」と思っていたのでとりあえず応募をして、テスト動画の編集で合格し、本契約に進もうかという時でした。
色々と今後の制作条件を質問して確認してみると、次のようなことがわかりました。
- 動画の実績公開は不可
- 動画のストーリーは、別チャンネルから丸パクリ
- テスト動画で選考するのは、クラウドワークスの規約上、違反行為だった
という感じです。笑
「実績公開は不可」に関しては、まぁよくあることですが、
普通の人の感覚なら「金額が安いので、実績公開くらいはどうぞどうぞ」ってなると思います。
他のチャンネル丸パクリに関しては、当たり前のように堂々と伝えてきたので「大丈夫かこいつ?」と思ってしまいました…。
そして、テスト動画での選考が規約違反だった件。
これは僕の下調べが不足していたこともありますが、
「これを知らずにずっと応募をかけている人なんだなぁ…。」と思い、クラウドワークスに通報しておきました。
この一件から、
ということがわかりました。
ちなみにクラウドワークスには「評価」というものがあり、
受注者からの評価が星☆5つの中で表示されます。
しかし、この星☆の数はあてにしない方がいいです。
仕事が終わった後にお互いが評価(☆)を付け合い、相手からどのくらいの評価がつけられたか分かるシステムなので、トラブルを避けるために気を遣って☆5をつける人がほとんどです。(推測ですが)
☆3なんて見たことが無いですね。
よっぽどのトラブルが無い限り、☆4~☆5でしょう。
例② 面接の態度が偉そうな発注者
これもクラウドワークスで応募した仕事の話です。
応募したところ、オンラインで面接したいとの連絡があり、面接をしてもらいました。
向こうからの質問で、
で、視聴者維持率30~40%、キープできます?
と、すごく横柄な態度で聞かれました。
言ってることはわかります。
視聴維持率をキープするために努力することも、編集者の仕事です。
でもね、それって編集者の力が及ぶ範囲は限られているでしょ。
そっちの企画力と素材がかなり影響するでしょ。
何で最初から編集者に頼り切りなの?
と思ったわけです。
「視聴維持率30~40%をキープしたいので、一緒に頑張っていただきたいです!」
っていうのが普通なんじゃないかと。

相手のことあまり考えなさそうな人だし、
この人と仕事したら、色々揉めるかもなぁ…。
そう判断して、その後僕は、受かる気の無いテキトーな発言で面接を終わらせました。
「じゃあ改めて連絡しますね」と発注者は言いましたが、結局合否の連絡は無く終わりました。
ヤバい人を見分けよう
例を2つ出しましたが、こういう「相手を大切にしている人かどうか」という嗅覚は必要ですね。
例え金額などの条件がよかったとしても、「お互いの関係を良くしよう」という姿勢が無い人と仕事をすると、精神的にも時間的にも消耗することになります。
数回仕事をしてから断ったケース
中には、数回お仕事を受けて納品をしてから辞退したケースもあります。
Twitterで募集していたディレクターさんの案件に応募し、編集をさせていただいた仕事です。
最初の会話では特に違和感なく、大丈夫そうだなと思っていたのですが、仕事を進めていくうちに問題が出てきました。
- 「明日素材渡します」→「2週間後に突然渡される」
- 振り込みが数日遅れているのに謝らない
- 動画制作の指示が雑
- クライアントからの希望をコピペでこっちに送ってくるだけで、自分で考えていない
こんな感じです。
さすが酷かったので、キリの良いところで辞退しました。
(お金はちゃんと頂いています。)
④の「クライアントからの希望をコピペでこっちに送ってくるだけで、自分で考えていない」
これは結構やっている人が多いように感じました。
「いやいや、自分の頭で考えて指示出せないなら、ディレクターじゃないじゃん。」て感じですね。
ディレクターになるつもりの人は、気を付けましょう。
たぶん人がどんどん離れていきます。
クライアントを信用しすぎない
基本的には、発注者の方が立場が強いと思われるかもしれませんが、下手に出るのはやめた方がいいです。
「あくまで対等な立場でビジネスをする」という姿勢が大切です。
契約書はあるか?
基本的に、「契約書に書かれている内容以外は信用しない」という心構えが必要でしょう。
しかし、そもそも契約書の無い仕事も多いのが実情です。
発注者も契約書を準備するのは大変ですからね…。
信用できそうな人なら契約書無しで仕事を進めても良いと思いますが、最悪の場合は”お金がもらえない”などのトラブルも覚悟しておきましょう。
クラウドソーシングサイトを経由している場合は、サイトが契約を代行してくれているので、たとえクライアントに未払いの対応をされたとしても、解決しやすいようです。
最近はオンラインで契約書を交わすことができるサービスもあるので、自分から提案してみるのも良いですね。
まとめ
これでも感情を抑えて書いた方です。笑
本当に腹が立つことも多かったですね…。
逆に言えば、社会人としての常識があり、相手に思いやりを持って接することが出来る人は、それだけでかなり差をつけることができます。
クリエイターとしても、ディレクターとしても。
一緒に仕事をする人とは、良い関係を作っていきたいですね。
それでは。