【動画編集】7ヶ月目で、1社から毎月固定22万円の仕事を獲得した経緯

としのアイコン画像とし

昨日(2021年7月30日)、1社のクライアントさんから毎月固定で22万円いただけるお仕事が決まりました。
その経緯を書き留めておきます。

このブログでは、「どうやって稼いだらいいんだろう」「どんな風に仕事を取っている人が居るんだろう」と疑問を持っている方々に向けて発信をしたいと考えています。

なので、具体的なお金の話もどんどんしていきます。

目次

ざっくりの流れ

僕が、この「毎月固定22万円」の仕事にたどり着くまで、こんな経緯がありました。

独立後、もともと居た会社から仕事をもらうことになる
YouTube動画編集を、月11万円で受ける
クライアントのYouTubeからの集客が増え、利益が上がる
「YouTubeからの集客を増やしたい」という要望が出る
毎月配信する動画本数を増やすことになり、金額が22万円に上がる

これらを順に説明していきます。

①独立後、もとの会社から仕事をもらう

僕の場合は特殊かもしれませんが、会社を退職した後、その会社から動画編集の仕事をもらえることになりました。

独立から案件獲得までの詳しい経緯は別の記事で紹介しています▼

https://blog.d-o-c.work/2021/02/01/dokugaku/

退職時、動画編集のスキルはほとんどありませんでした。
趣味で作った動画に、無料アプリでテロップを入れて、なんとなくYouTubeに投稿する程度です。

なのに、どうして僕に仕事を依頼してくれたのか?

それは、それまで積み上げた信用があったからだと思います。
(自分で言うのもなんですが…)

あとは、「その業界に詳しい」というのが大きな理由です。
その会社は住宅系の会社だったのですが、僕は住宅系の業界で4年以上営業マンをやっていました。
なので、住宅系の分野に詳しく、「何をどう売りたいか」のイメージがつきやすいので重宝されたのだと思います。

これは「自分でお金を稼ぎたい」と思っている人にとって重要なポイントになりますし、
動画編集やデザイン以外の仕事でも役に立ちます。

としのアイコン画像とし

・信用を積み上げておく
・得意分野を1つ以上作っておく

ここがポイントですね。

② YouTube動画編集を、月11万円で受ける

①で説明した経緯から僕に動画編集を任せてもらえることになりました。

その会社のチャンネルを立ち上げることになり、YouTubeの動画編集が始まりました。

毎週1本の編集、アップロード、サムネイル制作をやって、毎月11万円 という金額です。

社長さんの感覚では、この内容で11万円は全然高いと思わないらしいです。

「動画1本編集してもらうのに2~3万円払うのは当たり前でしょ」という感覚だそうです。

もしあなたが普段、ネットの情報やTwitterばかり見て、
「相場は2000円~8000円くらいかな」と考えているとしたら、ネットの見過ぎかもしれません。

オフラインの知り合いなどに聞けるなら、「YouTube動画10分 1本で、いくらくらいが相場だと思う?」と聞いてみるといいと思います。

そもそも、クリエイターなどの技術を持った人に仕事を依頼するなら、普通は少なくとも数万円単位で依頼するのが当たり前なんですよね。
会社でデザインなどを発注している人ならわかると思います。

自分の中で「5000円が相場だ」などと思い込まない方が、稼ぎやすくなると思います。

としのアイコン画像とし

世間の相場観を、改めて考えてみる。

③ YouTubeからの集客が増え、利益が上がる

クライアントがYouTubeを始めて5か月目くらいから、利益が上がるようになりました。

チャンネル登録者数は300人未満だったと思います。

なぜ利益が上がったかというと、チャンネル内で質の高い情報発信をしていたからでしょう。
そして、YouTubeチャンネルに少しずつファンが現れ、クライアントの本業の問い合わせが増えたわけです。

そして、売り上げが伸びていきました。

ここはかなり重要なポイントです。

結局、企業としては売り上げが上がらないことにはYouTubeにお金をかけようなんて思いません。

趣味や遊びでYouTube動画にお金を使うわけにはいかないので。

としのアイコン画像とし

クライアントの利益を上げる!

④ 「YouTubeからの集客を増やしたい」という要望が出る

YouTubeからの集客が好調になり、社長さんは「ここにお金を投入した方が費用対効果が良さそうだ」と判断しました。

この会社はチラシ広告や勉強会の開催など、色々な広告の手段を用いていました。
しかし、どれも費用をかけている割には、集客や売り上げに繋がらなかったのです。

チラシなどの広告費で、月に50万円ほど使っていたそうです。

なので、「こんなに広告の効果が無いなら、効果の出ているYouTubeにお金をかけた方がいいだろう」という判断になりました。

しかも、チラシ集客とYouTube集客を比べてみると、YouTube集客の方が圧倒的に成約率が高かったんです!

チラシ集客だと価格競争になりやすく、他社と比べられてしまうのですが、
YouTube集客の場合は「勝手にファンになっている」場合が多く、他社と競争する必要がほとんどありません。
お客様の家を訪問した時にはすでに「待ってました!」みたいなウェルカムな状態になっているので、余計なクロージング(商談)が要らないそうです。

今までは「この商品はここがポイントで、他社との違いは…」という説明を、1件1件、毎回やらなければならなかったのですが、その手間が無くなり、自動でお客様をクロージングしてくれる状態になりました。

としのアイコン画像とし

YouTube動画に価値を感じてもらうと、仕事の依頼が増えそうですね。

⑤ 毎月の固定金額が22万円に上がる

そんな流れで、

「YouTubeの更新頻度を上げて、ファンを作って売り上げを上げよう!」ということになりました。

僕が任せてもらえる動画が倍になり、金額も倍になった、という感じです。

社長さんからは、こんな風に言われました。
「本当はもっと渡したいくらいだから、うちの集客が上がったらまたお金の相談してよ(笑)」と。

まぁ、普通に考えてみれば、結局クライアントの利益が上がらないと、お金はもらえないですからね。

としのアイコン画像とし

とにかくクライアントの利益が優先!

今後の戦略

僕が今後のために考えていることは、こちらです。

  1. クライアントの利益を2倍以上に上げる
  2. 頼まれていない仕事も積極的に作り出して、進める

①で「2倍以上」と言っているのは、金額を2倍にしてもらったのだから、クライアントに2倍以上の利益を与えないと向こうが割に合わないからです。

基本的には「相手が利益を得て、その一部がこっちにまわってくる」という考え方が良いと思います。

そして、クライアントの利益を増やせば増やすほど僕自身の信用も上がり、もらえる額も増えます。

また、その実績があれば、別の会社に営業しやすくなります。
「YouTube集客で売り上げを●倍にしました!」と言えば、興味を持ってくれる会社は結構いると思いますし。

とにかく今は、このクライアントさんの利益を上げるために必死で考えながら手を動かしていこうと思います。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

4年半経験した営業職では月収106万円を達成。
その後、独学で動画編集・Web制作・DTPデザインを学び、独立。
デザインや営業について発信しています。

目次
閉じる