会社員から独立してよかったこと・きつかったこと【まとめ】

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今回は、独立して良かったこと・辛いことを書いていこうと思います。
僕は現在独立して3ヵ月目の身です。
独立を迷っている方の参考になれば幸いです。

目次

結論から

「独立してよかったと思うか?」
という問いに対しては、

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総合的には良かったし、幸せ。
お金を稼ぐプレッシャーはすごくかかるし不安がつきもの。

という感じです。

そもそも独立したきっかけ

会社員として働いていると、どうしても会社の仕事のやり方に納得がいかなかったり、
上司が嫌になったり、「自分に合っている仕事なんだろうか」と悩んだりしますよね。

僕は社会人になりたての頃は、「努力さえすればなんとかなる」と思って頑張っていました。

しかし、数年経って気が付きました。
「あ、この仕事向いてないんだな。」と。

さらに、
「ここの労働時間は異常だし、もっと他の働き方も視野に入れるべきだ」
とも思いました。

そしてTwitterやYouTubeなどで色々な情報を見ているうちに、
「もっと自由に働きたい。独立したい。」
と強く思うようになりました。

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独立して良かったこと

仕事自体のストレスが少ない

僕はもともとPC作業が好きな人間なので、ホームページ制作を趣味でやったり、動画をアップしたり、写真を編集して合成したり、というのを趣味でやっていました。

その延長線上のものが仕事になったので、仕事へのストレスはめちゃくちゃ少ないです。

やっぱり自分が好きなことに関わって仕事をするのは、人生が豊かになりますね。


人間関係の悩みが減った

会社に所属していると、普通は人間関係に悩まされますよね…。

僕も独立前は、苦手な上司がいたり、会社の仕事の進め方に納得がいかなかったりしました。

アドラー心理学の本では、
「人間の悩みは全て対人関係からくるものだ。」
と言い切っているくらい、人間関係というのは悩ましいものです。


↑ベストセラー本です。
とても読みやすくアドラー心理学に触れることが出来ます。
この本で人生の価値観が変わったという方は多いので、「絶対読んでください」と言いたいくらいオススメします。

僕は独立してから対人ストレスはほとんど無くなりました。

クライアントさんが居るので完全に人との関わりが無くなるわけではありません。
でも、「この人とは仕事がしたくないな」と思ったら、どうするか自分で選べるんです。

これってすごいことですよね。

仕事相手を選べる自由というのは本当に良いです。
が、何でもかんでも逃げていると、自分が成長しない場合もあります。

苦手な人ともうまく付き合って、波風立てないように仕事を進めていくのはほとんどの人にとって必要なスキルでしょう。

そのあたりはうまくバランスを考えながらやっていきましょう。

独立してきつかった・きついこと

今「きついなー」と感じているのは、

  1. 高単価の継続案件が無いときつい
  2. 「今月はしのげるかな…」と毎月心配になる
  3. 会社員と比べて社会的信用が低い
  4. 家族がいると節約にも限度がある
  5. 仕事をしない時間は勇気が要る

こんなところです。

①高単価の継続案件が少ししかない

仕事には単発の仕事継続の仕事がありますね。

継続案件は、「毎週動画の編集を頼みたい」とか、
「毎月いくらでこの仕事をしてほしい」とか、そういう継続的にお金をいただける仕事です。

もちろん継続案件があった方が安定しやすいのですが、
仮に安い継続案件を沢山抱えてしまうと、心が休まる暇もなく作業に追われ続ける毎日になります。

これはかなりキツいですね。

僕は最初、「安かろうとなんだろうと継続案件を取らないとまずい!」と思ってなんでも取りにいったので、
現状は高い仕事と安い仕事が混ざっているような状態です。

なので、ある程度実績と実力がついたところで高単価の案件を増やしていき、低単価の仕事は徐々に減らしていこうと思っています。

②「今月はしのげるかな…」と毎月心配になる

これは駆け出しのフリーランスは皆抱える問題だと思っています。笑

”一寸先は闇” だよねー。笑」
と、フリーランスの友人も言っていましたが、その通りです。

高単価の継続案件が多くない限りは、
「来月の生活費が稼げるかわからない」
という状態が続きます。

僕は家族がいる身なので本当に恐ろしいです。
今まで色々な本を読んできたおかげもあり、不安に上手く対処することはできているので、メンタルは良い状態で保てています。

また別の記事で書こうと思っていますが、結局のところ、

不安に悩まされて好転する物事は何一つ無い

この考えがあるからです。

心配している時間なんて贅沢です。
自分の行動でしか心配事は解決できません。

その姿勢があれば、独立しても怖くないと思います。

③会社員と比べて社会的信用が低い

これは当然ですが、社会的に見て会社員より信用が低くなるので、

ローンが組めない
クレジットカードが作れない

という問題が出てきます。

住宅ローン・車のローン・クレジットカード
このあたりを検討中の方は、独立前に絶対審査を通しておいた方が良いです。
(無理な計画は立てない方が良いですが。)

④家族がいると節約にも限度がある

フリーランスで活躍しているYouTuberの方々を見ると、
節約のことを強く訴えていると思います。

僕も、家賃などの固定費は極力削るべきだと思います。
贅沢は一切捨てて、そのお金を勉強や経験に投資するのが一番の稼ぐ近道だからです。

しかし、「家賃3万円、4畳半の部屋で充分!」「実家に住む!」というのは、
すでに結婚している身・子供がいる身だと現実的ではないですよね。

「まだ未婚の人や学生なんて、チャンスしか無いじゃん!」
と、よく羨ましくなります。笑
未婚や学生というのは、そのくらい自由度が高い、めちゃくちゃ有利な状態です。

⑤仕事をしない時間は勇気が要る

人生の総合的な幸福度を高めるには、余白の時間が必要だと思います。

僕は自転車を趣味でやっていて、その時間はすごく幸せです。毎日乗りたいくらい好きです。
「乗りに行きたい!」と思っても、現状では、

「まだまだ稼がないと心配な状態だから、遊んでる場合じゃないよな…?」

と思ってしまいます。

そしてついつい、1日中仕事をする日が続き、運動不足になります。

なので1週間に1~2回は、勇気を持って遊ぶように心がけています。

独立は、必ずしも幸せではない

「独立」という言葉にカッコ良さを感じたり、自由なイメージにあこがれている人は多いと思いますが、しっかりリスクを考えた方がいいです。

会社を辞めた瞬間に、一人の人間としてお金を稼がなくてはいけません。
今までのように会社の看板や信用が使えないわけです。

毎月生活費が稼げる保証も無いし、ケガや病気で働けなくなったら…
そんな心配も常についてきます。

プレッシャーに耐えられなくなる人も居るでしょう。

そう考えると、「会社員生活の方が幸せだ」と思う人がいるのは当然だと思います。
独立後に「やっぱり会社員の方が向いているな」と感じて再就職するのも良いと思っています。

色々な視点から考えて決められたら良いですね。

そして、もし独立するのであれば、会社員のうちに自分自身で稼ぐためのスキルを身に付けておいた方がいいです。

独立前にスキルを身に付ける

独立するには、自分のスキル(能力)でお金を稼いでいかないといけませんよね。

料理店を開くとか、何かのショップを開くとか、自分の技術を売るとか。

お金を払ってもらうには自分が何かの価値を提供する必要があります。

その技術を持っていないと独立は難しいので、会社員のうちから身に付けた方がいいですね。

「お店を開く」というのは初期費用がかなりかかるので、貯金も多く必要になりますね。
家賃や材料費、商品の仕入れなど、色々なお金がかかります。

一方で、動画編集やデザイン、プログラミングなど、PCの技術でお金を稼ぐというのは、初期費用や固定費がほとんどかかりません。

そういうメリットもあり、僕はPC関係のスキルに絞りました。

僕が実際に独立するまでにやってきたスキルの習得方法については、別の記事で解説しようと思います

最後に

結局のところ、「自分の幸せは何か?」を突き詰めて考えるべきだなと思います。

なぜかというと、まず自分の価値観をしっかり持っておくことで、自分には何が必要か、何が向いているか、というのが分かるからです。

自己分析をしっかりやっておくことをお勧めします。


この本は有名ですが、前田裕二さんのメモの魔力という本です。
自己分析の役に立つので、読んでいない方はぜひ読んでみてください。

また、僕自身の経験ではメンタルクリニックに行って「心理試験」というのを受けたのも効果的でした。

これは心理士の先生が様々な試験(簡単なもの)をいくつか出してきて、それに答えていくというものです。

試験の結果、自分自身でも知らなかった癖や得意分野・苦手分野がわかりました。

また、それがきっかけで自身がADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害を持っていたということもわかりました。

自分のことって、意外とわかっていないものです。

自分を理解して、分析してから行動を決めていくと、後悔が無さそうですね。

それでは。

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この記事を書いた人

4年半経験した営業職では月収106万円を達成。
その後、独学で動画編集・Web制作・DTPデザインを学び、独立。
デザインや営業について発信しています。

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